6:00pmから「しなの家」の畳敷きの食堂でリサイタルが始まりました。お客さん約40人が車座になって座りましたが、あまり広くはない食堂は一杯でした。
配布された演奏プログラムがなかったので、演奏曲目全部を覚えていませんが、記憶しているものを下に記載します。
<演奏曲目> (使用ギターはロベール・ブーシェ)
☆11月のある日 L. ブローウェル
☆12月の太陽 N. ロハス
☆そのあくる日 レイ・ゲーラ
☆コンポステラ組曲 F. モンポウ
☆大聖堂 バリオス
☆母に捧げるグアヒーラ N. ロハス
他
私は大萩さんの正面のわずか2メートル位の所に座って聴きましたが、右手の指の動きも、左手の指の動きも細かいところまで見ることができ、また、息づかいまでもが聞こえました。素晴らしいテクニックと、やわらかい音から強い音まで、様々な音色で弾き分ける演奏を楽しむことができました大萩さんの演奏を間近で見ていて印象に残ったことは、特に右手の指使いが柔らかく、繊細で、精確だということです。だから、あのような幅広い音の表現ができるのだろうと思います。
演奏会が終わると、「しなの家」リサイタルでのもう一つの楽しみである夕食懇親会が、同じ場所で始まりました。
演奏会が終わると、「しなの家」リサイタルでのもう一つの楽しみである夕食懇親会が、同じ場所で始まりました。
この日の料理も、しなの家・オーナーの山宮さんがご自分で釣ってきたヤマメなどの山魚、近くで採った山菜など、山の幸がたっぷりの料理でした(上の写真)。
そして、食事が終わって、お酒も程良くまわってきた頃、懇親会の余興として大萩さんとオーナー山宮さんのギター二重奏が始まりました。 「アランフェス・コンチェルト」の第二楽章を編曲した二重奏から始まり、二つのギター、ベッサメムーチョ、コーヒールンバなど数曲を弾いてくれました。前日の夜、お二人でちょこっと合わせただけだそうですが、ほとんど即興で、お酒を飲みながら、これだけの演奏は流石で、お客さんは大いに喜び、懇親会はますます盛り上がって行きました。
6月のここでの福田進一さんのリサイタルに続いて、今回もスズムシさん、それにクラシックギター製作家佐久間悟さんも参加されました。そして、1年前に私が千曲市にお伺いした時にお会いして一緒にお酒を飲んだスズムシさんのギター仲間のIさんもいらっしゃいました。(下の写真、大萩さんの左が上田市のクラシックギター製作家佐久間さん。)
お開きになったのは夜中の1時半でしたが、大萩さんともお酒を飲みながら直接いろいろお話をし、参考になる話も聞くことができました。
大萩さんは私の息子と同じ位の年代ですが、誰ともざっくばらんに、率直にお話をされていて、皆さん夜が更けるまで大いに楽しんでいたと思います。
(この日のリサイタルで大萩さんが弾かれた「そのあくる日」がYouTubeにアップされていましたので、下に添付します。)
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