2015年7月30日木曜日

カラマツの伐採

我が家の建物の周りに邪魔な唐松と、台風などで強風が吹いたら倒れる心配のある大きな赤松があるので、これら2本を伐採してもらうことにして、先日、FOOTSTEPS鈴木さん(℡:080-1160-5919 )に依頼しました。雨などで予定が遅れていましたが、昨日、一本目の唐松の伐採作業に来てくれました。
朝10時半頃、来訪したのは鈴木さんのご主人のロディさん(カナダ出身)。国際山岳ガイドが本業ですが、特殊伐採の専門技術も持っています。

<唐松に登り始める  2015年7月29日11:43>

「自分は時間がかかっても安全第一で作業する」とおっしゃり、専門用具の準備、セッティングに時間をかけて、やっている様子でした。そして、唐松に長いはしごを掛けて登り始めました(上の写真)。

<唐松の上の方まで登る  2015年7月29日11:54>

靴に特殊な刃を付け、幹にロープを渡して体に結び付け、どんどん上に登っていきます。

<高さ25mのほぼ天辺まで登る  2015年7月29日12:09>

とうとう高さ25mの唐松のほとんど天辺まで登りました。見ている方が怖くなりそうです。
そして、上のほうにロープを縛り付け、それを支えにして、いったん下に下りて、下のほうから順番に、横に出た枝をノコギリで手で切り落としていきます。
横の枝をできるだけ払わないと、木を引き倒した時に周りの木に引っ掛かり、地面まで落ちずに傾いたまま止まってしまうと非常に危険なのだそうです。

<唐松の枝切り  2015年7月29日13:19>

この唐松は我が家の建物の至近にあるため、切ってそのまま落とすと、屋根に当たって屋根を痛める恐れがあります。そのため、前もって横枝をロープで縛り、切ったあと手で真下に落としています。一本一本こういう作業をするのですから、どうしても時間がかかります。

<引き倒すためのワイヤーを張る  2015年7月29日16:00>

その後、唐松の高さの真ん中あたりにワイヤを縛り付け、倒す方向に立っている別の太い唐松の幹に滑車を付け、そこを通してL字型に別の木の幹に縛り付けました(上の写真)。

<チェーンソーで切り込みを入れる  2015年7月29日16:14>

そして、いよいよ倒すために幹の下の方にチェーンソーで切り込みを入れ始めました。

<唐松の幹を切る  2015年7月29日16:25>

幹に切り込みを入れた後、ロディさんはL字型に張ったワイアーの先の方を巻き上げて、引っ張り始めました。

<引っ張られて傾き始める  2015年7月29日16:26>

唐松はギシギシと音を立てて、傾き始めました。

<唐松がワイヤーで引き倒される  2015年7月29日16:27>

そして、とうとう、ほぼ狙っていたと思われる方向にドーンと倒れました。

<切り倒した唐松  2015年7月29日16:29>

その正確な技術はたいしたものです。
建物のすぐそばにある、高さ25mもある唐松を一人で切り倒してしまうのは、当たり前ですが到底素人でできるものではなく、私は感心して見ていました。

<愛犬、アレックス君  2015年7月29日>

ロディさんの愛犬、アレックス君は我が家の庭で一日中、ロディさんの作業を眺めたり、寝そべったりして、待っていました。お疲れ様でした。

2本目の赤松は、またロディさんの都合の良い別の日に切ってもらう予定です。

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