(1)聴いているお客さんが多い時。特にギターについて詳しい人達、マニアックな人たちが多い場合は更にあがりやすい。
(2)演奏席と客席との間隔が狭い時、近い時。
(3)演奏席と客席が同じ高さにある時。つまり、ステージがない時。
(1)については、聴いてくれる人があまりに少ない時はやはり張り合いがないですが、多い時は意識してしまいます。特に、自分でギターを弾いているような詳しい人が多い時には、誤魔化しがきかないという思いになりますから、一層のプレッシャーになります。
(2)演奏席に客席が近く、迫っている場合には、演奏者の指の動きまでのぞき込まれるような感じで、プレッシャーになります。
(3)ステージがあって、演奏席が客席よりも一段高くなっている方が、客席と隔離している感じがあって、演奏している時に自分の世界に入り込みやすいと思います。
ですから、私はクラスタできちんと弾けるようになれば、他のどこの場所に行って弾いても大丈夫だろうと考えています。
人前でギターを弾くようになってからは、“自分の家で練習している時に曲が弾けても、そんなものは弾けたことにならない、人前できちんと弾けて初めて弾けたと言えるのだ”ということに私は気が付きました。
アマチュアがギターを弾ける場所が家の比較的近い所にあるということは、私は環境に恵まれているということだと考えますので、せいぜい環境を活用して、いつかは自分の納得するギター演奏ができるようになりたいものです。
ところで、演奏する時にあがるということについては、アマチュア・ギター愛好家の次のブログでも語られています。
*Enriqueさん「クラシカル・ギターを止められない」2009年1月~2月の記事「あがりの克服について」
*「アメリカで開始したクラシックギター」2009年1月16日、19日の記事「コンサート・デビュー体験(14)、(15)」
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