ちょっと前の話になりますが、「六方庵・楓林」のお蕎麦がおいしいと人から聞きましたので、10月6日(木)にお昼を、10月10日(月)に夕食を家内と食べに行きました。
ビーナスラインをマックスバリューより少し上がり、塩羊羹「梅月」の少し手前の左側にあると分かっていたのですが、車で走って行くと店が見つかりません。Uターンしてゆっくり戻って、なんとか見つかりました。
着いてみると、簡単に見つからない訳が分かりました。店の立て看板の文字が消えかかっていて、良く見えないのです(上の写真)。
入ってみると、この店の営業日は金~月ですが、この日、木曜日はたまたまお客から予約があって、貸切で特別に開けていたそうです。しかし、知らずに入った我々も蕎麦を食べることができました。
お昼のメニューは「せいろそば」のみで、並・850円は十二蕎麦(つまり、外二八蕎麦)が1枚と十割蕎麦が1枚、大・1,200円は十二蕎麦が2枚と十割蕎麦が1枚です。(上の写真は十二蕎麦。)
十割蕎麦はちょっと舌触りが硬い感じでしたが、十二蕎麦共々おいしく、“本当の蕎麦”を食べたと言う感じがしました。
そばの味が良かったので、10月10日(月)の夕食を予約して、また食べに行きました。夕食は蕎麦会席のおまかせコースのみで、5,000円から値段に応じて作ってくれます。
我々は5,000円のコースを予約しておきました。
店に行くと、和室の前の縁側に、店のご主人と奥様が育てていると言う鉢植えが並べられていました。この日は我々の32回目の結婚記念日でしたが、きれいな純朴な花はそれにぴったりの感じになっていました。
会席料理の1品目、2品目は「とうがん帆立餡かけ」と「トマト・ジュレ」でした。熟したトマトもとうがん帆立餡かけも良い味で、これから出てくる料理を期待させてくれました。
3品目が芹おひたし。
私は山形県の清酒「出羽の雪」の冷酒を飲みましたが、口の中に良い味わいが広がるお酒でした。
4品目は鮪づけ。
5品目は煮魚。
さすがに13品も食べるとお腹が一杯になりました。しかし、どの品も味付けがよく、最後に本格派の蕎麦で締めくくられました。
この日の客は我々だけだったので、食べながら店のご主人と話をしました。ご主人はベテランの山岳ガイドですが、60歳も過ぎて、ここにそば店を開業し2年半になるそうです。なかなか能弁で、いろいろ面白い話を聞けました。
ビーナスラインをマックスバリューより少し上がり、塩羊羹「梅月」の少し手前の左側にあると分かっていたのですが、車で走って行くと店が見つかりません。Uターンしてゆっくり戻って、なんとか見つかりました。
楓林外看板 2011年10月6日, a photo by Poran111 on Flickr.
楓林外観 2011年10月6日, a photo by Poran111 on Flickr.
せいろそば@楓林 2011年10月6日, a photo by Poran111 on Flickr.
十割蕎麦はちょっと舌触りが硬い感じでしたが、十二蕎麦共々おいしく、“本当の蕎麦”を食べたと言う感じがしました。
我々は5,000円のコースを予約しておきました。
鉢植えの花 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
茄子あげ@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
6品目は茄子あげ。
里芋でんがく@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
7品目は里芋でんがく。
つみれ汁@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
8品目はつみれ汁。
セロリきんぴらとモロッコインゲン@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
9品目、10品目はセロリきんぴらとモロッコインゲン。
なめことろろ@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
11品目はなめことろろ。
鴨ロース@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
12品目は鴨ロース。油がよく抜けていて軟らかく、食べやすい、おいしい鴨でした。
そば@楓林 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
最後の13品目がせいろそば。さすがに13品も食べるとお腹が一杯になりました。しかし、どの品も味付けがよく、最後に本格派の蕎麦で締めくくられました。
楓林の詩 2011年10月10日, a photo by Poran111 on Flickr.
元々山岳ガイドだった人が開店2年半でどうしてこれだけの料理を出せるのかと思いましたが、ご主人の実家は山形で料理屋をやっていたそうです。門前の小僧なんとやらで、料理の味付けや基本的なことが体に染みついていたのではないかと思えました。
店の中に、大きな1枚の木に詩を書いた立て看板が置いてありました(上の写真)。ご主人はなかなかの詩人でもあるようです。
今のところはそんなに混んではいない様子で、“穴場”の蕎麦屋が見つかったという感じです。
店の中に、大きな1枚の木に詩を書いた立て看板が置いてありました(上の写真)。ご主人はなかなかの詩人でもあるようです。
今のところはそんなに混んではいない様子で、“穴場”の蕎麦屋が見つかったという感じです。
Poranさん、
返信削除10月10日はご結婚記念日だったのですね。おめでとうございました。素敵なお店で、よいお祝いができましたね。蓼科近辺にはあまり大きく看板を掲げていない、よいお店がたくさんありそうで、発掘の楽しみがありますね。
Angelaさん、ありがとうございます。
返信削除あまり混み合っていないけれども、なかなか良いお店と言うのを見つけるのはおもしろいですね。