2024年6月22日土曜日

Neo Hyclad のライブ@STACCATO/阿佐ヶ谷


6月18日(火)晩は都内阿佐ヶ谷のライブ・バー「スタッカート」で行われたNeo Hycladのライブを聴きに行きました。
会場の「スタッカート」は中央線阿佐ヶ谷駅前のビル内にある席数20程度のこじんまりしたライブ・バーです。
 
<NeoHycladの演奏@スタッカート 2024年6月18日21:29>

Neo Hycladはヴァイオリン Yuiさんとクラシックギター 志野文音さんのデュオで、お二人は東京藝術大学の先輩・後輩の関係です。

私はNeo Hyclad のCD「Lumiere」を志野文音さんから購入して、既に繰り返して聴いていて、私のお気に入りの一つになっています。
ですから、一度このデュオのライブを聴きたいと思っていましたが、ようやく実現しました。

<Neo Hyclad のCD「Lumiere」のカバー>

プログラム準備無しのライブ・スタイルで、午後7時半から休憩を挟んで9時半頃までの演奏。
演奏曲はCD「Lumiere」の収録曲の中からショパンの「ノクターン20番・遺作」、パガニーニの「カンタービレ」、スコットランド民謡「The Water is Wide」などの曲目から、お二人にとってこの日の新曲となるものまで、クラシックからピアソラまで幅広いジャンルで、お二人自身によるデュオ編曲によって繰り広げられました

<NeoHycladの演奏@スタッカート 2024年6月18日21:33>

CDで聴いていた曲でも、当然ながら生で聴けば、ヴァイオリンの音もギターの音も生き生きと響き、時に圧倒するように膨らみ、広がってきます。お二人のトークも楽しく、たっぷり堪能しました。
このデュオを聴きに行った価値は十二分にありました。

志野文音さんは8月4日(日)、5日(月)に蓼科高原にお越しいただき、クラシックギター・ソロのコンサートをされる予定になっています。
夏の志野文音蓼科高原コンサートがますます楽しみです。
(下のフライヤーご参照)


2024年6月21日金曜日

岡野雅一コンサート「Guitar Soloで奏でる世界の名曲」


6月15日(土)はティアラこうとうの地下1階「Cafe Kichi」で開催された岡野雅一コンサート「Guitar Soloで奏でる世界の名曲」を聴きに行きました。

<ティアラこうとう外観 2024年6月15日17:16>

岡野雅一さんは東京大学在学中にプロへの登竜門であるクラシカルギター・コンクールに優勝。大学卒業後は長くビジネス界で活躍され、最近ビジネス界を卒業して、本格的に演奏活動を始められたという異色の経歴をお持ちで、美しい音色で魅了する名ギタリストです。

豪華客船「飛鳥Ⅱ」世界一周100日間クルーズ岡野さんは5月半ばまで39日間にわたって乗船され、船客向けに日夜クラシックギター・コンサートを繰り広げて、人気を博しました。今や「船上のギタリスト」としても話題沸騰中です。

<演奏する岡野雅一さん@Kafe Kichi 2024年6月15日18:12>

豪華客船「飛鳥Ⅱ」の中で弾いた曲は全部で100曲近くあったようですが、この日はその中から厳選した曲を約1時間にわたって演奏されました。

♬ 主な演奏曲は次の通りです。
*スカボローフェア
*アメリア(インドネシアの曲)
*星に願いを
*エストレリータ
*風のナウシカ
*枯葉
*愛の讃歌
*ひまわり(ヘンリー・マンシーニ)
*ニュー・シネマ・パラダイス
*ブルームーン
*イパネマの娘
*この素晴らしき世界
*瑠璃色の地球(松田聖子)
他(記録できなかった曲が他に数曲あります)

<岡野雅一さんの演奏@Cafe Kichi 2024年6月15日18:49>

親しみやすい曲や懐かしい曲を美しい音色で弾かれました。
「飛鳥Ⅱ」の乗船客も楽しまれただろうことは十分察せられます。

岡野さんのレパートリーはこの日の5倍位はあるようですから、いくらプロとは言え、そのレパートリーの多さには驚きます。
また機会がありましたら、こんなコンサートを更にお聴きしたいと思います。

東京カテドラル聖マリア大聖堂のオルガンメディテーション


6月14日(金)は都内文京区関口の東京カテドラル聖マリア大聖堂で開催された「オルガンメディテーション」を聴きに行きました。

<東京カテドラルマリア大聖堂外観 2024年6月14日18:32>

オルガン・メディテーションは20年前から毎月一回、第2金曜日の午後7時から開催されていて(入場無料)、コロナ禍の間中断されていましたが、最近また再開されました。
私は前から一度聴きに行きたいと思っていましたが、今回ようやくタイミングが合って初めて聴きに行くことができました。

<配布された案内パンフレットの表紙>

毎月の演奏者名は聖マリア大聖堂のHPに年初に掲載されています。
6月の奏者は中田恵子さん。毎月奏者は替わりますが、プロフィールを見ると皆さんそうそうたるキャリアの持ち主です。

<2024年6月オルガンメディテーション・プログラム 1頁>

開演20分位前に会場の聖堂内に入ると、既に8割くらいの席は埋まっていました。午後7時の開始時には、木製の長椅子に3人ずつきっちり座って、大きな聖堂内は満席でした。大聖堂の席数は公表されていないので分かりませんが、数百人、あるいは1千人近くが入っていたかもしれません。

2024年6月オルガンメディテーション・プログラム 2頁


<聖マリア大聖堂内部の祭壇 2023年11月22日撮影>

聖堂の正面は祭壇になっていて(上の写真)、そこには巨大なパイプオルガンは設置できませんので、オルガンは背後の中2階フロアーに設置されています(下の写真)。
オルガンの音は後ろから出るわけですが、大理石の床、コンクリート打ち放しの壁面と高い天井(聖堂本体の高さ39.4m)のため音はたちまち聖堂内に充満して響き渡り、音が後ろから来るという違和感はありません。

<東京カテドラル聖マリア大聖堂のパイプオルガン ~マリア大聖堂のHPから転載>

ここの現在のパイプオルガンは2代目で、2004年に完成したイタリア製の『マショーニ・オルガン Op. 1165』、日本で最大です。
聖マリア大聖堂特有の豊かな残響により充満するパイプオルガンの響きは、聴いている私の心の芯まで揺るがせる感覚さえ覚えました。

特にJ.S.バッハの曲の演奏を聴いていると、当時バッハが神への祈りのために書いたオルガン音楽はこのような聖堂内の響きを訴求していたのだろうということを体で感じることができました。

<オルガン奏者・中田恵子プロフィール>

日本では大きな教会(聖堂)は非常に少ないので、パイプオルガン演奏は一般の音楽ホールで聴くことが多くなってしまいますが、教会(聖堂)内でのパイプオルガンの響き、雰囲気は音楽ホールのそれとは相当異質です。
特にバッハの音楽の神髄を味わうのには、このマリア大聖堂のパイプオルガン演奏は日本国内では貴重な機会だろうと思えました。

2024年6月9日日曜日

福原優子「初夏のハープコンサート」


私は、練習してもちっとも上達しないクラシックギターを今日をもってあきらめて、ハープ奏者に転向しました!?(→下の写真)

<私のハープ初練習 ~右側の先生はハープ奏者、福原優子さん 2024年6月9日>

と言いたいところですが、今日、9日(日)は、蓼科高原のビーナスライン沿いにあるカフェ「たてしな日和」で開催されたハープ奏者、福原優子さんの「初夏のハープコンサート」を聴きにいきました。

<カフェ「たてしな日和」外観 2024年6月9日14:40>

この日の演奏曲目は次の通りでした。

*Danny Boy         アイルランド民謡
*You Raise Me Up       シークレット・ガーデン
*もののけ姫         久石 譲
*君をのせて         久石 譲
~ ハープのお話 ~
*ひまわり         H. Mancini
*Moon River          H. Mancini
*Misty            Erroll Garner
*Days Of Wine Roses     H. Mancini
*見上げてごらん夜の星を いずみたく

*Over The Rainbow     Harold Arlen
*<アンコール> 糸    中島みゆき

<福原優子さんのグランドハープ演奏 2024年6月9日15:14>

コンサートの中間に、福原優子さんによるグランドハープとアイリッシュハープの違いなどハープの解説、説明があり、質問にも答えてくださり、興味深かったです。

<福原優子さんによるハープの解説、説明 2024年6月9日15:27>

グランドハープはとても癒される音色で、蓼科の高原には合っていて、素敵なコンサートでした。

コンサート終了後、私はハープ奏者、福原さんご本人にハープ奏法の基本的なことを教えていただき、生れて初めてハープをさわらせていただきました(最初の写真)。

グランドハープは私が適当に(滅茶苦茶に)弾いても気持ちの良い音色、響きでした。
私はハープの音に魅了されました。(^^♪

2024年6月8日土曜日

志野文音クラシックギター蓼科高原コンサートのチラシ


日本を代表する若き実力派ギタリスト、志野文音さんの夏の蓼科高原での二つのコンサートのチラシが出来上がりました。

夏の蓼科高原は、関東周辺の別荘地の中では最も湿度が低く、爽やかな空気。

この夏は楽しみです。(^^♪



2024年6月4日火曜日

朝の新緑の御射鹿池


我が家周辺の新緑が見頃になっているので、今日、4日(火)は朝早い時間の御射鹿池の新緑の様子を見に行くことにしました。

<御射鹿池① 2024年6月4日06:37>

奥蓼科の湯みち街道(県道191号)沿い、標高1,528mの所にある御射鹿池(みしゃかいけ)までは我が家からは距離で5km、車で10分です

<御射鹿池② 2024年6月4日06:41>

朝6:30頃に御射鹿池に着くと、さすがに朝早いだけあって、池の周辺には私以外には、立派な一眼レフカメラと三脚を持った人が一人いるだけでした。

<御射鹿池③ 2024年6月4日06:42>

朝6:30の御射鹿池の天気は晴れ、気温7度、風速はゼロ、無風です。

<御射鹿池④ 2024年6月4日06:43>

全く揺らぎもない、静かな池の水面には背景の山々の新緑の木々がほぼ100%と言っていいくらいきれいに逆さに映り込んでいます。

<御射鹿池⑤ 2024年6月4日06:44>

私はこれまで数えきれないくらい御射鹿池に来ていますが、今朝の御射鹿池が最もきれいに背景が鏡のように映り込んでいると思いました。

<御射鹿池⑥ 2024年6月4日06:44>

御射鹿池は北側の岸から眺めるので、昼頃になると逆光になり、見にくく、写真も撮りにくくなります。それで、私は大概午後に御射鹿池に来ていました。
しかし、昼頃になってくると少しは風が出てきて、池の水面に揺らぎが出てきます。揺らぎが出れば、水面への映り込みも少し乱れが出てくるので、今朝のようにきれいには映りません。

<御射鹿池⑦ 2024年6月4日06:44>

美しい御射鹿池を見られるのは次のタイミングだということが私の結論です。
①無風の時 ~あるいは、できるだけ風の静かな時。
②晴れている時
③朝早くが望ましい ~朝は概して風が静かで、空気も澄んでいる。

<御射鹿池⑧ 2024年6月4日06:45>


<御射鹿池⑨ 2024年6月4日06:49>


<御射鹿池⑩ 2024年6月4日06:52>

今日は今までで一番感動的な御射鹿池を見ることができました。

2024年6月2日日曜日

新緑真っ盛りの蓼科高原


昨日、1日(土)朝は、前日に一日ずっと降っていた雨は上がって、ようやく晴れてきました。

<新緑の蓼科高原と蓼科山 2024年6月1日09:43>

朝の散歩に出掛けると、まだ雲は少し残っていましたが、蓼科高原の森も、向こうに見える蓼科山、その左の八子ヶ峰も爽やかな緑に包まれています。

今、標高1,600mの我が家の周辺は新緑真っ盛りです。

<山荘を取り巻く新緑の木々 2024年6月1日11:23>

我が家の山荘は初々しい新緑のカラマツなどの木々で囲まれています。

<近所の新緑と蓼科山 2024年6月1日11:26>

昼近くになると雲はほとんど消えて、山荘のすぐ近くの道路からは、緑の木々の向こうに蓼科山が頭をのぞかせます。

<近所のコナシの花 2024年6月1日11:31>

近所にはコナシ(別名ズミ)がたくさん自生しています。
蓼科高原の中でも標高の低いところではコナシの花はもう終わっていますが、標高1,600mのこの辺りではまだまだたくさんの白い花が楽しめます。