2024年8月31日土曜日

2022年音楽の夏  ~蓼科高原


この夏、8月に私は蓼科高原とその周辺で9件のコンサートを聴き、1回のクラシックギターレッスン会を受講しました。
従って、8月だけで合計10回の音楽関係の催しに参加して、この数は私の8月としては過去最多です。

これだけあると(下記の通り)、私は遊んでいるだけなのに、けっこう忙しい夏でした。
そして満足の夏でした。(^^♪

①8月4日(日)志野文音クラシックギター・コンサート
 会場:蓼科ビレッジホール

②5日(月)志野文音クラシックギター・コンサート
 会場:カフェ「たてしな日和」

③6日(火)志野文音先生クラシックギター・レッスン会
 会場:拙宅・山荘(蓼科高原)


④16日(金)セイジオザワ松本フェスティバル、オーケストラ・コンサート・Bプログラム
 会場:キッセイ文化ホール(松本市)

⑤17日(土)
セイジオザワ松本フェスティバル、「小澤征爾総監督 感謝の会-その生涯を祝して-」
 会場:キッセイ文化ホール(松本市)

⑥18日(日)タンゴコンサート/バンドネオン鈴木崇牢&ピアノ松永裕平
 会場:茅野市民館コンサートホール

⑦22日(木)川畠成道ヴァイオリンコンサート(&ピアノ大道寺ひろ子)
 会場:蓼科ビレッジホール

⑧23日(金)タンゴコンサート/バンドネオン平田耕治&ピアノ永易理恵
 会場:蓼科ビレッジホール

⑨24日(土)セントバーナード・マナー・サマーコンサート/フルート工藤重典と仲間たち
会場:Y氏邸(蓼科高原)

⑩25日(日)男声カルテットコンサート/DRUNKARDS4人(アマチュア)
 会場:蓼科ビレッジホール

以上

2024年8月26日月曜日

セイジオザワ松本フェスティバル 2024


今年夏は「セイジオザワ松本フェスティバル」2024で二つのオーケストラ・コンサートを聴きました。
私がセイジオザワ松本フェスティバルを聴きに行ったのは一昨年、2022年に次いで2度目です。

今年1回目のコンサートは8月16日(金)夜です。


<キッセイ文化ホール正面 2024年8月16日16:36>

16日は早めにキッセイ文化ホールの駐車場に車を入れることができたので、歩いて数分の所にある和食店「満月や」に入って、「大海老穴子の上天丼」をしっかり食べて腹こしらえ。

<大海老穴子の上天丼@満月や 2024年8月16日17:14>

この日はオーケストラ・コンサート・Bプログラムで、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏によるブラームス作曲交響曲第1番ハ短調作品68と同交響曲第2番ニ長調作品73の2曲です。

<2024セイジオザワ松本フェスティバル公式プログラム表紙>

指揮は当初、ラトビア生まれでボストン交響楽団音楽監督などを務めるアンドリス・ネルソンスが行う予定でしたが、健康上の理由で急遽降板し、代わりにOMF首席客演指揮者、沖澤のどかが出演しました。

<オーケストラ・コンサート Bプログラム開演前 2024年8月16日18:37>

私は今回は2年前と違って、一番良い席のチケットを購入してみました。前から6列目の真ん中に近い席です(上の写真)。2年前のもっと後ろの右隅側の席の時とは音の流れ、響きが全然違いました。溢れ来る音のうねりの真っ只中にいる感じで、体全体が音に包まれました。

また、急遽登板したとは言え、沖澤のどかの指揮は力強く、聴く人を惹き込み、十分満足させてくれました。終演後、拍手は長い間鳴り止みませんでした。

<キッセイ文化ホールのロビー 2024年8月16日21:16>


2回目のコンサートはその翌日、8月17日(土)夜のオーケストラ・コンサートです。

<キッセイ文化ホール前で 2024年8月17日17:53>

「小澤征爾総監督 感謝の会-その生涯を祝して-」と題する、今年2月に亡くなった音楽祭の総監督小澤征爾さんへの感謝を伝える会です。
聴衆は一般から公募し、私はネットで申込みしたところ、運良く当選し、無料招待券が郵送されてきました。

<小澤征爾総監督感謝の会開演前 2024年8月17日18:36>

会場は同じキッセイ文化ホール・大ホール。
私の席は2階の一番右隅ですが、無料で当選した席なので、有り難く座りました(上の写真)。

<小澤征爾総監督感謝の会のチケットとプログラム 8月17日>

沖澤のどか指揮でサイトウ・キネン・オーケストラとOMFオペラソリスト・カヴァーキャストのコーラスがモーツァルト作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.168を演奏し、次に、指揮なしでサイトウ・キネン・オーケストラがモーツァルト作曲ディヴェルティメントK.136 第2楽章とJ.S.バッハ作曲管弦楽組曲第3番BWV1068より「アリア」の2曲を演奏しました。
いずれも、生前、小澤さんがよく指揮し、音楽仲間たちで演奏していた曲だそうです

その後、特別編集された小澤さんのインタビュー映像がステージ上に映し出されました。小澤さんの音楽に対する情熱、活動がよく伝わって来て、楽しめるビデオでした。

最後に挨拶に立った小澤さんの長女でSKO代表の小澤征良(せいら)さんは涙ぐみながらのお話しで、ご家族の思いが伝わってきました

とても良い、記念すべき会に参加することができました。

2024年8月21日水曜日

曇り空の白駒池


8月11日(日)~13日(火)に私の親戚のグループが我が家の山荘に遊びに来ていました。
最終日、13日(火)午前中は、前日見た天気予報では雨模様。しかし、当日朝になってみると雨は降っておらず、どんよりした曇り空です。
これなら午前中はどこかに遊びに行けるなと思い、パソコンで「白駒池駐車場ライブカメラ」を見てみると、いつ雨が降るか分からないような曇り空だけあって、駐車場には空きがあります。

<白駒池駐車場 2024年8月13日10:51>

そこで、急遽、私の車1台に乗って、白駒池一周散歩に行くことになりました。
白駒池駐車場までは我が家から車でゆっくり走っても20分弱です。

8月の晴れた日だったら、午前10時過ぎではもう駐車場は満杯になっているはずですが、こんな天気だから余裕で停められました。

<白駒池へ下りる道 2024年8月13日11:02>

8月にしては人も比較的少ないので、ゆっくり歩けました。

<白駒池南岸と白駒荘 2024年8月13日11:05>

白駒荘手前で池の岸に下り、池の周りに作られている木道を時計回りに歩きます。

<白駒池西岸の白駒荘 2024年8月13日11:14>

池はどんよりした雲に覆われています。

<白駒池南岸を見る 2024年8月13日11:14>

雲の隙間からかすかな光がうかがえ、水墨画のような味わいです。

<白駒池南西岸を見る 2024年8月13日11:14>

晴れている時の方がもちろん写真映えはしますが、モノクロっぽい曇り空の光景はいつもは見られない違った雰囲気があります。

標高2,115mの地にある白駒池は、やはり、どんな天気の時でもその時々の味のある姿を見せてくれます。

2024年8月20日火曜日

志野文音先生蓼科高原ギターレッスン会


蓼科高原での志野文音さんの二つのコンサートを終えた翌日、8月6日(火)は
文音先生蓼科高原ギターレッスン会を開催しました。

<蓼科高原ギターレッスン風景 2024年8月6日11:56>

レッスン会場は拙宅、山荘です。山荘のベランダをレッスン・ステージとして、聴講する人はベランダ前の庭に椅子を並べて、聴講しました。
真夏の蓼科高原だからこそできる青空レッスン会でした。
標高1,600mのここでは、秋になったらもう寒くて屋外での演奏は無理になります。

<受講生そりくん 2024年8月6日09:38>

朝9時半からレッスン会を始めました。一人目の受講生はそりくんです。

志野文音先生は既に長年、国立音楽大学で非常勤講師として音大生にクラシックギターを教えており、もちろん教えることは彼女の専門の一つで、一流の”教授”でもあります。

<私の受講 2024年8月6日10:53>

二人目の受講生は地元の私です。

この日のレッスン会では、幹事側(私)が全員の受講曲の楽譜を前もってもらっておき、聴講者人数分の楽譜コピーを用意して、配布しました。
聴講者は楽譜を見ながらレッスンを聴くので、楽譜無しの時と比べて理解度は格段と増します。何コマも聴講してもあまり退屈することはありません。

<受講生yayoyayoさん 2024年8月6日11:52>

3人目はyayoyayoさん。

yayoyayoさんのレッスンが終わったところで、昼食会です。

<山荘の庭で昼食 2024年8月6日12:53>

朝、yayoyayoさんがこちらに来る途中でスーパーに寄って、全員分のお弁当を買ってきてくれました。

<庭でみんなで昼食中 2024年8月6日12:53>

庭にテーブルを出して、みんなでお弁当を食べていると、キャンプかピクニックでもしているような気分です。

<受講生、菩提樹さん 2024年8月6日13:43>

さて、午後1時半から午後の部を再開。4人目の受講生は菩提樹さんです。

<受講生、みさしょうすけさん 2024年8月6日14:36>

5人目、最後の受講生はみさしょうすけさん。

<参加者全員で記念写真 2024年8月6日15:46>

とどこおりなく全員のレッスンが終わったところで、山荘ベランダで全員写真を撮りました。
文音先生のレッスンは丁寧で、具体的で、私自身、今回も貴重、有益なアドバイス、助言をいただきました。


志野文音さんを三日間、蓼科高原にお迎えして、二つのコンサートとレッスン会を開催しましたが、楽しく、貴重な時間でした。素晴らしい夏、記憶に残る夏になりそうです。

2024年8月19日月曜日

志野文音クラシックギター・たてしな日和コンサート


クラシックギタリスト、志野文音さんの蓼科高原での二つ目のコンサートは8月5日(月)、ビーナスライン沿い、標高1,090mの所にあるカフェ「茅野茶輪たてしな日和」にて午後2時から開演されました。

<カフェ「茅野茶輪たてしな日和」外観 2024年8月>

決して広くはないカフェですが、このお店は固定客、常連客も多いようで、予約の早い段階で満員御礼になっていました。

<演奏前のトーク@たてしな日和 2024年8月5日15:45>

満席の会場では最前列のお客様は演奏者とは至近距離、ギターを弾く細かな指使いが見え、息遣いも聞こえてきそうです。

<文音さんの演奏@たてしな日和 2024年8月5日15:45>

この日の演奏曲目は、前日のビレッジホールコンサートと同じく、チラシに記載した次の5曲以外には事前に決めず、演奏者、文音さんにお任せしています。

♬ アルハンブラの想い出/F.タレガ作曲
♬ ニュー・シネマ・パラダイス/E.モリーネ作曲(志野文音編曲)
♬ リベルタンゴ/A.ピアソラ作曲(志野文音編曲)
♬ SPAIN/C.コリア作曲(志野文音編曲)
♬ 碧い月/志野文音作曲

サロンのような空間ですから、文音さんはお客様の反応や会場の空気を見ながら選曲して弾いていたように見受けられました。

<文音さん演奏中@たてしな日和 2024年8月5日15:47>

こじんまりとした室内なので、文音さんの曲の説明などのトークも自然な会話として伝わります。
天井の高い、木造の空間はクラシックギターの音色には快適で、心地良く、素敵なサロン・コンサートを楽しんでいただけたと思われます。

<文音さんと私/CD購入&サイン 2024年8月5日15:55>

演奏終了後には若干の歓談タイムを設けて、CDを購入され、ご希望の方には文音さんのサインをする場にもなりました。
私もまだ持っていないCDを1枚見つけて、早速購入、サインしていただきました(上の写真)。

<打ち上げ夕食会で乾杯@たてしな日和 8月5日18:26>

さて、コンサート終了後は午後6時から希望者有志にて、「たてしな日和」貸し切りで、文音さんと一緒に打ち上げ夕食会が開催されました。

<信州サーモンなどのオードブル@たてしな日和 8月5日18:28>

「たてしな日和」オーナーの心のこもった、手作りの料理が提供されました。

<肉料理 2024年8月5日18:32>

長野県特産の信州サーモンを使ったオードブルや地元産のズッキーニの料理など、美味しい料理の数々。

<ズッキーニの料理 2024年8月5日19:10>

ビールやワインを飲んで、夕食会も佳境に入ると、ギター好きな人たちが多いので、ギターの自主演奏が自然と始まりました。

<夕食会でのそりくんの演奏 2024年8月5日19:40>

トップバッターはそりくんです(上の写真)。

<菩提樹さんの演奏 2024年8月5日19:45>

二番手は菩提樹さん。

<しのさんの演奏 2024年8月5日20:02>

三番目はしのさん。

<私の演奏 2024年8月5日 20:12>

四番手は私。F.タレガ作曲の小品2曲を弾きました。

この日は、文音さんの素晴らしい演奏を間近でたっぷり聴いて、美味しい手作り料理をいただいて、ビールやワインを飲んで(車を運転しない人は)、好きなギターを気が向くままに弾いて、とても充実した、楽しい一日でした。

2024年8月16日金曜日

志野文音クラシックギター・ビレッジホールコンサート


傑出する実力を持ち、今、人気急上昇中の若手クラシックギタリスト、志野文音さんを3泊3日で真夏の蓼科高原にお迎えし、二つのコンサートとクラシックギター・レッスン会を開催しました。
これはその記録です。

8月3日(土)午後6時頃、志野文音さんは茅野駅に到着。私は車で迎えに行き、夕食会場として予約してあった茅野市豊平の古民家レストラン、Cafe & Bar「梅蔵」にご案内しました。

<志野文音さんとyayoyayoさん@「梅蔵」の庭 2024年8月3日18:29>

翌日のビレッジホールコンサートで影アナなどを担当して運営をお手伝いしていただく、ギター仲間のyayoyayoさんも合流して、3人でイタリアンの夕食をゆっくりいただきながら、翌日以降のスケジュールの確認と打ち合わせを行いました。

<蓼科ビレッジ管理事務所~この後ろ側に蓼科ビレッジホールがあります
 2024年8月4日11:20>

4日(日)のコンサート会場、蓼科ビレッジホールは、蓼科ビレッジ管理棟の後ろ側に隣接する木造の建物で、今年春から正式利用が開始されたばかりの新しい施設です。

<文音さんリハーサル中@蓼科ビレッジホール 2024年8月4日11:22>

午前中に文音さんは蓼科ビレッジホールに入り、音のチェック、リハーサル演奏を行いました。席数50程度で、比較的天井の高い、この木造のホールはクラシックギターの生音にはほど良い響き、サイズ感です。

<アンコール演奏中の文音さん@蓼科ビレッジホール 8月4日15:51>

午後1時半開場、ほぼ満席のお客様の中、午後2時に開演しました。

<文音さんのトーク 2024年8月4日15:50>

この日の演奏曲目は、チラシに記載した次の5曲以外には事前に決めず、どのような曲目をどのような順番で弾くかは全て文音さんにお任せしました。

♬ アルハンブラの想い出/F.タレガ作曲
♬ ニュー・シネマ・パラダイス/E.モリーネ作曲(志野文音編曲)
♬ リベルタンゴ/A.ピアソラ作曲(志野文音編曲)
♬ SPAIN/C.コリア作曲(志野文音編曲)
♬ 碧い月/志野文音作曲

<演奏する文音さん 2024年8月4日15:52>

演奏は第一部45分、15分程の休憩を挟んで、第二部45分、アンコールも含めると2時間近い時間をクラシックギター・ソロで演奏されました。

<終演後の文音さん@蓼科ビレッジホール 8月4日16:24>

クラシック、映画音楽、ポップス、タンゴ、ジャズ、自作曲と、ジャンルを超越し、自作曲以外は殆どご自身の編曲です。曲の説明など軽妙なトークを挟み、演奏は時にアドリブ、即興も交えて、楽譜も無しにこれだけの時間をクラシックギター一本で弾き切るのは並みの力量ではありません。
「AYANE World」をお楽しみいただけただろうと思います。

<カフェ&レストラン「ポールズキッチン」の前で 8月4日17:15>

コンサート終了後は、コンサート運営を手伝ってくださった人たちなど有志で、打ち上げ夕食会です。

<乾杯@ポールズキッチン 2024年8月4日17:31>

会場は近くの、メルヘン街道(国道299号)沿いにあるカフェ&レストラン「ポールズキッチン」。

<ポールズキッチンの料理 2024年8月4日17:41>

オーストラリア出身のPaulさんと日本人の奥様が経営するこのレストランで美味しいオーストラリア料理をたっぷりいただきながら、話も弾み、楽しく盛り上がりました。