2024年8月26日月曜日

セイジオザワ松本フェスティバル 2024


今年夏は「セイジオザワ松本フェスティバル」2024で二つのオーケストラ・コンサートを聴きました。
私がセイジオザワ松本フェスティバルを聴きに行ったのは一昨年、2022年に次いで2度目です。

今年1回目のコンサートは8月16日(金)夜です。


<キッセイ文化ホール正面 2024年8月16日16:36>

16日は早めにキッセイ文化ホールの駐車場に車を入れることができたので、歩いて数分の所にある和食店「満月や」に入って、「大海老穴子の上天丼」をしっかり食べて腹こしらえ。

<大海老穴子の上天丼@満月や 2024年8月16日17:14>

この日はオーケストラ・コンサート・Bプログラムで、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏によるブラームス作曲交響曲第1番ハ短調作品68と同交響曲第2番ニ長調作品73の2曲です。

<2024セイジオザワ松本フェスティバル公式プログラム表紙>

指揮は当初、ラトビア生まれでボストン交響楽団音楽監督などを務めるアンドリス・ネルソンスが行う予定でしたが、健康上の理由で急遽降板し、代わりにOMF首席客演指揮者、沖澤のどかが出演しました。

<オーケストラ・コンサート Bプログラム開演前 2024年8月16日18:37>

私は今回は2年前と違って、一番良い席のチケットを購入してみました。前から6列目の真ん中に近い席です(上の写真)。2年前のもっと後ろの右隅側の席の時とは音の流れ、響きが全然違いました。溢れ来る音のうねりの真っ只中にいる感じで、体全体が音に包まれました。

また、急遽登板したとは言え、沖澤のどかの指揮は力強く、聴く人を惹き込み、十分満足させてくれました。終演後、拍手は長い間鳴り止みませんでした。

<キッセイ文化ホールのロビー 2024年8月16日21:16>


2回目のコンサートはその翌日、8月17日(土)夜のオーケストラ・コンサートです。

<キッセイ文化ホール前で 2024年8月17日17:53>

「小澤征爾総監督 感謝の会-その生涯を祝して-」と題する、今年2月に亡くなった音楽祭の総監督小澤征爾さんへの感謝を伝える会です。
聴衆は一般から公募し、私はネットで申込みしたところ、運良く当選し、無料招待券が郵送されてきました。

<小澤征爾総監督感謝の会開演前 2024年8月17日18:36>

会場は同じキッセイ文化ホール・大ホール。
私の席は2階の一番右隅ですが、無料で当選した席なので、有り難く座りました(上の写真)。

<小澤征爾総監督感謝の会のチケットとプログラム 8月17日>

沖澤のどか指揮でサイトウ・キネン・オーケストラとOMFオペラソリスト・カヴァーキャストのコーラスがモーツァルト作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.168を演奏し、次に、指揮なしでサイトウ・キネン・オーケストラがモーツァルト作曲ディヴェルティメントK.136 第2楽章とJ.S.バッハ作曲管弦楽組曲第3番BWV1068より「アリア」の2曲を演奏しました。
いずれも、生前、小澤さんがよく指揮し、音楽仲間たちで演奏していた曲だそうです

その後、特別編集された小澤さんのインタビュー映像がステージ上に映し出されました。小澤さんの音楽に対する情熱、活動がよく伝わって来て、楽しめるビデオでした。

最後に挨拶に立った小澤さんの長女でSKO代表の小澤征良(せいら)さんは涙ぐみながらのお話しで、ご家族の思いが伝わってきました

とても良い、記念すべき会に参加することができました。

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