11月18日(金)は小布施と須坂に家内と日帰り旅行に出掛けました。
朝8時40分頃家を出て、白樺湖を経由して大門街道を下り、上田市内を通って、上信越道上田菅平ICから高速に乗り、小布施スマートICまで休憩を入れて2時間で着きました。小布施スマートICを出ると、5分程で最初の目的地、岩松院に着きました。
曹洞宗・岩松院(がんしょういん)は葛飾北斎(1760~1849)最晩年の作とされる本堂の天井絵「八方睨み鳳凰図」で人気のある寺です。
岩松院本堂 2011年11月18日, a photo by Poran111 on Flickr.
その後は、家内が見たいと言うおぶせミュージアム・中島千波館に行きました。ここは日本画家、中島千波(1945~)の作品を集めた美術館です。
おぶせミュージアム中島千波館 2011年11月18日, a photo by Poran111 on Flickr.
寄り付き料理「蔵部」 2011年11月18日, a photo by Poran111 on Flickr.
(岩松院、中島千波館、蔵部の詳細についてはcharanのブログをご参照ください。→記事「小布施」)
桝一市村酒造場本店 2011年11月18日, a photo by Poran111 on Flickr.
お昼の料理に付いていた食前酒の純米酒「白金」が辛口でおいしかったので、隣の桝一市村酒造場本店にお酒を見に行きました。しかし、「白金」は1升瓶の値段が1万円もするので、やめにして、もち米純米酒「州」(しゅう)500ml瓶(1,365円)を自分の土産に買って帰りました。
家で晩酌に飲みましたが、これでも十分おいしいお酒でした。
家で晩酌に飲みましたが、これでも十分おいしいお酒でした。
そして、小布施を後にして須坂にある高級クラシックギター専門店「フォルティア」に向かいました。私のギター仲間のHagiさんから「フォルティア」のオーナー、Yさんを紹介され、3時にお伺いする約束をしていたのです。
Yさんは東京での仕事をちょっと早めにリタイアされ、郷里に戻り、高級クラシックギター販売・買取の店「フォルティア」を今年の6月にオープンされました。
Yさんは東京での仕事をちょっと早めにリタイアされ、郷里に戻り、高級クラシックギター販売・買取の店「フォルティア」を今年の6月にオープンされました。
フォルティア店舗と夢奏庵(左側) 2011年11月18日, a photo by Poran111 on Flickr.
「フォルティア」にはクラシックギター愛好者には垂涎の名器がたくさん揃えられていました。普通なら現物を見ることも難しいような名器、ホセ・ルイス・ロマニリョス 、エルナンデス・イ・アグアド、ヘルマン・ハウザーⅡ世(1958年製)をはじめ、高級輸入ギター、国産ギターをYさんの特別のご厚意により、いろいろ試奏させていただきました。
こんな素晴らしい名器を弾いていたら、朝から晩まで弾いていても飽きません。
一般的に高級と言われるクラシックギターでも、弾き手がいくら頑張ってもそれ以上出ないと云う音の限界がどこかにあるように思われます。しかし、ロマニニョス、アグアド、ハウザーのような名器は弾き手が頑張れば頑張るだけ、それに応えていくらでも良い音を出してくれる感じがしました。特にロマニニョスは、その楽器の癖をつかんで弾き込めば色んな音を出してくれそうな可能性があり、じっくり時間をかけて弾いて、その可能性を試してみたいと云う気がしました。しかし、それはこの楽器を買って、自分のものにしなければ叶わないことではあります。
いずれにしても、これだけの著名な名器の現物が並べて、揃えられているギター店は全国にもそうはないだろうと思います。
そのあと、店舗に隣接する小音楽堂「夢奏庵」を見せていただき、ステージに上がって試しにギターを弾いてみました。定員40名の木造の音楽堂は、雰囲気も造りもクラシックギターの演奏にはぴったりでした。
Yさんと色々なギター談議もし、「フォルティア」を辞したのは5時頃。須坂長野東ICから上田菅平ICまで高速に乗り、大門街道を経由して山荘に戻ったのは夜7時でした。
こんなお店が長野にあったんですね。
返信削除いつかお邪魔したいです。
YASUpochiさん、
返信削除長野市方面にお出掛けの機会がありましたら、寄ってみて下さい。ちょっと珍しいクラシックギター専門店だと思いますね。
今月初めフォルテアのYさんが八郷に来られた時ギター文化館でお会いしました。アグアドは素晴らしい音でした。
返信削除ヒデさん、
返信削除Yさんとは既に面識があったのですね。
アグアドなど伝説的な名器はというのは矢張り違いますね。