2012年4月16日月曜日

蕗の薹 ~ 春の到来

先週から漸く暖かくなって、家の周りの積雪が一気に解けてきました。
我が家の横に毎年フキノトウ(蕗の薹)がたくさん出てくる場所があります。
2、3日前から雪が解けてきたら、そこにフキノトウが姿を現しました。

雪解けの後の蕗の薹 2012年4月15日 by Poran111

フキノトウが現れると、ここ蓼科の冬も終わって、漸く春が来たなと言う感じがします。
冬眠から目覚めた熊は最初にフキノトウを食べる、とよく言われます(本当かどうか分かりませんが)。

姿を現した蕗の薹 2012年4月15日 by Poran111

昨日、15日(日)は今年初めてフキノトウの収穫をしました。もういくらでも採れるくらい生えていますが、とりあえず夫婦で食べられる程度の量を採りました(下の写真)。

収穫した蕗の薹 2012年4月15日 by Poran111

フキノトウと言えば、まずは天麩羅です。そこで家内に天麩羅を作ってもらいました。残りはフキ味噌にしてくれました。

蕗の薹の天麩羅 2012年4月15日 by Poran111

今年の天麩羅は料理の仕方を変えたため、フキノトウ特有の苦みが今までよりもずっと少なくなり、いつも以上に美味しく食べられました。
先日見たNHKの午前中のテレビ番組の中で、苦みを抜くフキノトウの天麩羅の作り方の説明をしていました。それに従って、家内に作ってもらいました。つまり、つぼみを何重にも取り巻いている苞(ほう)をまず手で広げ、衣を付けた上で、つぼみを下向きにして油に入れて揚げます。こうすることにより、フキノトウ特有の苦みがかなり抜けました。見た目も花が開いた感じで、きれいです。

因みに去年の天麩羅の写真を見ると、下の様につぼみが固まったまま揚げていました。この新しい揚げ方の効果は大でした。

image from www.flickr.com
                  <フキノトウの天麩羅 2011年4月13日>


4 件のコメント:

  1. Poranさん、

    蕗の薹は、標高1250メートルの我が家の山荘では3週間ほど前から姿を現しました。やはりPoranさんのお宅ははるかに高いところにあるのですね。苦味が取れる天ぷらの揚げ方、とても参考になりました。来年のこの時期に、トライしてみたいと思います。でも、あの苦味、春の訪れが感じられて、実は嫌いではありません。蓼科にも春がやってきましたね。

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    1. Angelaさん、
      蕗の薹特有の苦みが全くなくなったら、やっぱりつまらないでしょうね。しかし、苦みが少し減った方が食べやすいのも確かでした。

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  2. poranさん、蓼科では蕗の薹は今なのですね~。
    我が家の庭にも出てくるのですが今年はあまりに寒く見に行くのを
    忘れてしまったらもうすっかり大きくなってしまって
    食べられませんでした。がっかりです~。
    このてんぷらの揚げ方来年は参考にします!

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    1. dorinさん、
      蕗の薹は採れるシーズンが短いですね。
      今日も蕗の薹を採って、お昼に家内に同じ方法で天麩羅にしてもらい、天ぷらそばにしましたが、美味しかったです。
      蕗の薹は長い冬を耐えたお恵みのような気もしますね。

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