2010年8月27日金曜日

蓼科高原ギター・サマースクール~第1日目/個人レッスン



我が家の近くのペンション 「ベルクハウスG-CLEF 」で8月20日(金)~22日(日)に第 4 回蓼科高原ギター・サマースクール開催されました。このスクールは毎年8月にここで開催されていて、私はこれまでスクールの中で興味のある講座や公開レッスンの一部を聴講していました。しかし、今年は受講生となって、スクールの全コースに参加することにしました。


今年の講師は従来の稲垣稔氏と田口秀一氏に加えて、特別ゲスト講師としてレオナルド・ブラーボ氏(Leonardo Bravo)が参加し、3名の布陣となりました。受講生は3名の講師の内の、どなたか2名に1回ずつ40分の個人レッスン(公開)を受けます
image from www.flickr.com


私は20日(金)に1回目の個人レッスンを稲垣氏から受けました。

受講曲は、新宿の「絃楽器のイグチ」での稲垣氏の個人レッスンで前に教えていただいたことがあるヴィラ=ロボスの「前奏曲第3番」やF.タレガ(又はタルレガ)の「エンデチャ、オレムス」などを最初考えていました。

しかし、直前になって急遽、エリック・サティ作曲(ロラン・ディアンス編曲)「グノシェンヌ第1番」を教えてもらうことにしました。

フランス人作曲家、エリック・サティ「グノシェンヌ第1番」は元々はピアノ曲で、神秘的な独自の雰囲気を持っています。若手人気ギタリスト・大萩康司さんはCDアルバム「ブルー」の中で、この曲をロラン・ディアンスの編曲で、とても綺麗に弾いています。私はこれを繰り返し聴いているうちに、自分でも弾いてみたくなりました。また、村治佳織さんもCDアルバム「リュミエール」の中でこの曲を弾いていますが、こちらはフランシス・クレジャンス編曲です。聴き比べて、私はロラン・ディアンスの編曲が好きなので、こちらの楽譜をネット通販で取り寄せました。

Erik Satie Gnossienne No. 1 by Tzvi Erez, piano

家に楽譜が届いたのが今月初めで、レッスンまでには2週間程しか練習期間がありませんでした。しかし、この機会を逃すと、私が次に稲垣氏の個人レッスンを受けるのは何ヶ月先になるか分らないので、ともかく教えてもらうことにしました

まだこの曲の楽譜の読み方に自信が持てないところがあり、また、指使い、リズムの取り方もこれで良いのか不安なところがありました。この日のレッスンでは稲垣氏から適切、明快なアドバイス、ご教示をいただき、それらの自分の疑問点、不安なところは解消しました。早い段階で先生のアドバイス、指導を受けて良かったと思います。自分流である程度引き込んでからアドバイスを受けると、修正するのに時間がかかってしまいます。これからは修正すべきところを修正して、当面、自分で練習し、弾き込むのみです。

Kaori Muraji plays Satie's Gnossienne No.1

ロラン・ディアンス編曲の「グノシェンヌ第1番」をYouTubeで探しましたが、アップされているのが見つかりません。村治佳織さん演奏のフランシス・クレジャンス編曲版がアップされていましたので、これを上に添付します。

どちらの編曲にしても、クラシックギターの特性を活かし、ギターに合った曲に編曲されていると思います。

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