2010年8月28日土曜日

蓼科高原ギター・サマースクール~第1日目/コンサート



第4回蓼科高原ギター・サマースクールの1日目、20日(金)の晩は、このスクールでの私の大きな楽しみである、講師陣によるコンサートです。

レオナルド・ブラーボ氏(Leonardo Bravo)のソロ、稲垣稔氏のソロ、レオナルド・ブラーボ氏と稲垣稔氏の二重奏、レオナルド・ブラーボ氏・稲垣稔氏・田口秀一氏の三重奏と続きます。演奏曲目は下記のとおりでした。


アルゼンチン人のレオナルド・ブラーボ氏はアルゼンチンでもトップ・ギタリストだったそうですが、素晴らしい音色で、叙情あふれる素晴らしい演奏でした。
稲垣氏はいつも通り、綺麗な音色、正確、安定したテクニックで今回も楽しませていただきました。今回はブラーボ氏の書いた曲を2曲弾かれました。どちらも綺麗な曲でした。

ブラーボ氏と稲垣氏の二重奏はそれぞれが美音で、豊かな情感があって、これだけの美しいギター二重奏は滅多に聴けないだろうと思えました。

田口氏の入った三重奏は音に更に厚みが増し、三重奏の良さ、迫力を楽しめました。

3人のレベルの高い、内容の濃い演奏を、こじんまりしたホールで間近で聴くことができ、今年も大いに堪能しました。

 <講師陣によるサマーコンサート;演奏曲目>
(第1部)
☆レオナルド・ブラーボ氏  
  1)エル・ポカス・プルガス  ・・・・・A. ユパンキ
  2)思いの届く日        ・・・・・C. ガルデール
  3)ヴィリャシコ        ・・・・・E. ファルー

☆稲垣稔氏
  4)Poe los dominios del Inca 「インカの町」   ・・・・・L. ブラーボ
  5)Fukokena (フクオケーニャ) 「福岡の人」  ・・・・・L. ブラーボ
  6)プレリュードとダンサ              ・・・・・J. オルボン

(第2部)
☆レオナルド・ブラーボ氏&稲垣稔氏 デュオ
image from www.flickr.com

  7)協奏曲ニ長調                  ・・・・・A. ヴィヴァルディ
                                  J.S.バッハ編、BWV972
  8)・ミロンガルガーダ (しわくちゃのミロンガ)
      ・エルビータ・コンパニェーラ (心の友、「マテ茶」)

☆レオナルド・ブラーボ氏&稲垣稔氏&田口秀一氏 トリオ
  9)タンゴンド (タンゴ風に)   ・・・・・M.D. プホール
  10)ビー玉遊びのバイヨン   ・・・・・P. ベリナティ
(アンコール/トリオ)
  11)カルメン間奏曲       ・・・・・G. ビゼー
  12)ナハーン (Where?)      ・・・・・クエンコ (フィリピーン)
  
コンサートの後は講師陣、受講生、聴講者による懇親会が行われました。

講師の先生方は3人とも明るく、気さくで、参加者の間ではギター談議などに花が咲き、お酒を飲んで盛り上がって、楽しい晩を過ごしました。

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