ここはアーネスト・ヘミングウェイが足繁く通った店で、長いカウンター席と二つの部屋からなります。我々は奥の部屋に入り、魚料理をいただきました。
<レストラン&バー「フロリディータ」外観>
食前には、ヘミングウェイが必ず注文したという砂糖抜きのダイキリ「パパ・ヘミングウェイ」を私も飲みました。ホワイトラムとグレープフルーツをミキサーにかけたフローズン・ダイキリで、口当たりが良く、何杯でも飲めそうでした。
<フローズン・ダイキリ>
ヘミングウェイがいつも座っていたというカウンター席には彼の実物大の銅像が置かれていました。
<「フロリディータ」カウンター席のヘミングウェイ銅像>
夕食後、一旦ホテルに帰った後、我々はキャバレー・トロピカーナ(Cabaret Tropicana)を見に出掛けました。これはオプショナル・ツアーで参加者は我々夫婦の他に男性1名、女性1名、計4人です。
ジャングルのような雰囲気の所に作られた、2,000人収容の野外劇場で、メインステージの左右の高い所にも舞台がある、とても大掛かりなものでした。
入口では女性にはカーネーションの花を、男性には葉巻をくれ、席ではおつまみとシャンパン、ソフトドリンク、そして4人に対してラム酒(5年物)のボトル1本が出ました。
生のバンド演奏をバックに、リオのカーニバルのような恰好をした、スタイル抜群の若い女性ダンサーが次から次へと踊りを披露。カリビアン・ミュージックや様々なジャンルの音楽と共に、踊り子は入れ代わり立ち代わり、約2時間、華やかなショーが披露されました。
これらの踊り子たちは皆、国家公務員で、専門の養成学校があって、厳しい選抜を通った人達のみがこの舞台に立てるとの事。
<キャバレー・トロピカーナ・ショー 2016年1月25日23:41>
このキャバレー・トロピカーナは1939年に創設されましたが、1959年のキューバ革命後、社会主義体制になってからも継続されて、今日まで続いてきたとの事です。こんな派手派手なショーが社会主義体制下でも継続されていたと聞き、え!と思いましたが、観光資源になるとは言え、カストロさんは太っ腹なのでしょうか? キューバという国は、中国や北朝鮮、旧ソ連とは違う、おおらかな社会主義のような感じが私にはします。
<ホテル・メモリーズ・ミラマール 2016年1月25日>
さて、我々がハバナで2泊したのは新市街にあるホテル・メモリーズ・ミラマール(Memories Miramar)です。立派な造りの大きなホテルで、我々の泊まった部屋は寝室もリビングも広々としていました。
<ホテル・メモリーズ・ミラマールの宿泊した部屋のリビング 2016年1月25日>
バスルームは8畳くらいはありそうで、大きなバスタブも付いていました(下の写真)。ただ、このバスタブの栓は壊れていて、お湯を溜めることはことはできず、また、二日とも我々が部屋に帰ったのが深夜だったためか、シャワーのお湯はぬるめのものが、ちょろちょろ出るだけでした。
<ホテル・メモリーズ・ミラマールの宿泊した部屋のバスタブ 2016年1月25日>
しかし、それ以外の点は問題なく、まずまずのホテルでした。
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