2008年8月11日月曜日

フランス旅行振り返り/リヨン&ペルージュ


全部で6泊したパリを後にして、7月7日(月)パリ・リヨン駅発8:54のTGVに乗って、11:03リヨン・ペラーシュ駅に着きました。駅からは4、5分歩いて、Victor Hugo通りにあるホテル・ダジュールHotel d'Azur にチェックインしました。

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リヨンのホテル・ダジュール 2008.7.7

Hotel d'Azuは創業100年を迎えたと言うだけあって、建物は石造りの歴史を感じさせるものでした。エレベーターは昔の白黒のフランス映画に出てきそうなもので、下の写真のように、2枚の鉄のジャバラを自分の手で開け閉めして、乗り降りしました。
   
image from www.flickr.com   Hotel d'Azurのエレベーター

リヨンは「美食の町」と言われています。町には、日本の居酒屋に近い、庶民的なビストロである「ブション」Bouchonがたくさんありました

お昼は、ソーヌ川を挟んで旧市街の反対側にあるメルシェール通りRue Merciereの小さなブションに入りました。 


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昼食を食べたリヨン旧市街のブション

この地の名物である「リヨン風サラダ」Salada Lyonaiseを食べました。リヨン風サラダは、レタスやルッコラ等の野菜にカリカリに焼いたベーコンが入り、ポーチド・エッグを乗せてあります。期待に違わず美味しかったです。

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 旧市街のブションで食べたリヨン風サラダ

食後にダブル・エスプレッソを飲みました。フランスで飲むコーヒーはここに限らず、概して美味しかったです。

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 ブションでのダブルエスプレッソ



それから、更に歩いて旧市街(Vieux Lyon)に行き、ケーブルカーに乗ろうとして駅を探しましたが、見つかりません。丘を登って行くと、結局、一駅分歩いてしまい、中間のMinimes駅が見つかりました。そこから乗って、一番上のSt-Just駅で降りました。 



駅からノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂方面に歩いて行くと、途中、ローマ劇場がありました(下の写真)。これはフランスのローマ劇場としては最古のもので、紀元前43年建造だそうです。ここからはリヨン市街も見渡せました。

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リヨンのローマ劇場 2008年7月7日



晩は、泊っているホテルに近いベルクール広場すぐ横のマロニエ通りRue des Marronniersに行きました。マロニエ通りにはブションがずらりと並んでいます。


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夕食を食べたマロニエ通りのLe Bouchon Des Carnivores


適当にLe Bouchon des Carnivoresという店に入ってみました。

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ブションCarnivoresのメインのクネル

ここで私はリヨンの郷土料理であるクネルQuenelleを食べました。クネルは川カマスなどの白身魚のすり身をゆでてスフレ状に焼いたもので、バター、生クリームチーズなどを使った、こってりしたソースをかけています。


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ブションCarnivoresのリヨン産ソーセージのボイル

家内は、これも地元の名物料理であるソーセージのボイルを注文しました。超太いソーセージを切ると、予想に反して中には豚の内臓がそのままの形で入っており、家内はこういうのはちょっと苦手でした。 




翌日、7月8日(火)は中世の町、ペルージュPerougesを見に行くことにしました。



image from www.flickr.comリヨン・ペラーシュ駅とローカル線ter 2008年7月8日


リヨンには、ソーヌ川とローヌ川に挟まれた商業地区「プレスキル」にあるリヨン・ペラーシュ駅とローヌ川の東側、再開発された新都市にあるリヨン・パール・デュー駅の二つがあります。

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ペルージュ駅を出るローカル線ter 7月8日


泊っていたホテルはペルーシュ駅のすぐそばですので、ペルーシュ駅からパール・デュー駅まで特急TGVに約10分間乗り、パール・デュー駅で在来線terに乗り換えて、約30分でメクシミュー・ペルージュMeximieux-Perouges駅に着きました。駅から約2キロを歩いて、小さな丘の上にある城壁の町、ペルージュに着きました。


image from www.flickr.comPerougesの街 2008年7月8日


ペルージュは14~15世紀に織物やブドウ酒造りで栄えた町です。ちょっとはずれた所にあるせいか、観光客もそれほど多くなく、落ち着いた、雰囲気のある、綺麗な町でした。


image from www.flickr.comリヨンのトラム(路面電車)


帰りは、リヨン・パール・デュー駅で鉄道terを降りて、その駅前からトラムに乗ってみました。トラムは2001年に開通した路面電車です。新しいだけあって、洒落たデザインでした。 


リヨン二日目の晩も、前日と同じマロニエ通りに行き、別のブション、La Cuisine Des Mamansに入ってみました。(下の写真の右から2軒目がMamans。)



前菜は私はリヨン風サラダを注文しましたが、これは通常の「リヨン風」と違って、レンズ豆、ソーセージ、豚の足・鼻が入っていました。ワインのつまみに、美味しく食べられました。


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 Cuisine Des Mamansのリヨン風サラダ(レンズ豆、ソーセージ、豚の足鼻)

私はメインには昨日と同様、クネルQuenelleを食べました。クネルと言っても、店によって作り方や味が少しずつ違うようです。昨日の店のクネルとはだいぶ見た目も違っています。私はこちらの方がどちらかと言えば味がいいと思いました。


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La Cuisine Des mamansのメインのンクネル

家内は白身魚のムニエルを食べました。美味しかったと言っていました。



昨日の店も悪くはなかったですが、こちらの店の方が我々の口には合っていたようです。