2011年9月13日火曜日

食用ほおずき

去年、隣の畑の人が作っていた食用ほおずきをいただいて食べたら、おいしかったので、今年は私も食用ほおずき、「スカットパール」と「デザート宝月」の2種類をそれぞれ3本ずつ、5月末に苗から植えました。
7月に入ると「スカットパール」も「デザート宝月」も可憐な小さな花を咲かせました。(→「野菜の花々」)
それが実をつけ、8月初めには「デザート宝月」が、8月末には「スカットパール」が収穫できるようになりました。


スカットパール」(上の写真)は草丈1m以上になる立性品種で、果実は大きめで直径2~3cm位になります。
デザート宝月」(下の写真)は半這性で、草丈は40cm程度にしかなりません。果実は1cm程度と小粒ですが、数がたくさんでき、「スカットパール」よりも早く収穫できました。

食用ほおずきは薬効成分が高いとされ、ビタミンが豊富で、ビタミンAがトマトの4倍、鉄分がトマトの2.5倍含まれ、さらにビタミンB群のイノシトールも豊富に含まれてい ます。このイノシトールは、コレステロールの流れを良くし動脈硬化を予防したり、肝臓に脂肪がたまるのを防止し、整腸作用、抜け毛防止、癌発生の抑制、美肌の効果があると言われています。

コレストロールと中性脂肪が恒常的に高い私にはぴったりの食べ物です。

良いことづくめのようですが、食べ過ぎると腹痛や堕胎作用もあるとの事ですので、女性の場合は注意が必要かもしれません。


ほおずきはガク(袋)が淡褐色になったら食べ頃ですが、9月になるとどんどん採れるようになりました。 


ガクが淡褐色になって完熟したほおずきは糖度十三~十五度と甘酸っぱく、そのまま果実を食べても美味しいです。しかし、これだけ沢山採れるとそのままでは食べきれないので、ジャムを作ることにしました。


ガクを取ったほおずき(450g)を水洗いした後、鍋に入れ、グラニュー糖(ほおずきの20~30%、今回は約30%=130g)と白ワイン20ccを入れ(上の写真)、中火にかけました。


まわりがふつふつしてきたら、弱火にして、煮詰めます。灰汁が出るので取っていきます。
ちょっととろみがついたらレモン汁15ccを加えて、混ぜます。
全部で25分程煮詰め、熱いうちに消毒した瓶に入れ、出来上がりです。

翌日、早速ほおずきジャムをパンに乗せて食べました。ジャムにすると酸味も抜け、食べやすい、おいしいジャムでした。


気に入ったので、翌日ももう一瓶ほおずきジャムを作り、冷蔵庫には今2瓶入っています。

3 件のコメント:

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  2. poranさん、なかなかコメントがいかなくて
    やっと行ったようです。
    食用ほうづきこの頃市場に出るようになったようですが
    私はまだ食べていません。ジャムにするなんて
    贅沢ですね~。
    ところで私も今頑張って古い記事を手作業で
    移し替えています。やはり過去の記事を
    無くしたくなかったので・・・
    大変な労力・・・です。

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  3. dorinさん、コメントありがとうございます。
    Google Bloggerはコメントがうまく書き込めないというトラブルが多いようですね。Bloggerは無料で機能は充実しているのですが、それが唯一弱点のようです。

    食用ほおずきは栄養たっぷりの果実で、ジャムもなかなかいけています。

    ところで、TypePadからの記事の手作業での移行はお互い大変ですね。私は自分のブログは第一に「自分の記録」として書いていますから、矢張り消滅させたくはないですね。

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